WEAPOMさん


 「さゆぬさん、最優秀賞受賞おめでとうございました。

 夕涼み。非常に難しいお題でした。

 実は夕涼みという言葉を知ったのが初めてで、制作に着手した時点では完成のイメージが全く出来上がっていませんでした。そのため、まずベンチに座って何かに視線を注ぐ姿を描き、後はインスピレーションに任せてみることにしました。

 一番初めに思い浮かんだ背景は、どこか川沿い。しかしその後、首の傾きやアングルの関係で視線の注がれる対象が思いつかず、却下しました。通常であれば描き直すという手段もあったのですが、制作に着手したのが締切日の次の日の朝2:00で、その時間が残されていなかったのです(ねっずさん、本当にすみませんでした)。

 そして、この首の傾きのままで視線の注がれるものを考えているうちに思いついたのが、花火でした。

 そうと決まれば、残るは逆算で背景を決めていけばいいことになり、ここからはスムーズに作業が進みました。花火を見る場所はどこでも問題がなく、座っているものがベンチであったことから公園に決め、その公園を取り囲むのは、背景を書くのが面倒だったのでビル群に決めました。

 このとき、このアングルでは花火を絵の中に描けないという事に気付きました。しかし、この解決策は意外と直ぐに見つかりました。

 「面倒だ」という理由で背景となったビルの窓ガラスは、花火の光を反射させ、今のアングルに届けるのに絶好でした。花火自体は描けなくても、窓に映る花火なら描く事ができます。この花火の表現が、今作の一番のがんばりどころでもあります。

 自分の所為なのですが、時間は非常に短く制限されていましたので当然不満の残る作品になってしまいました。
 木、土、草、コンクリートの質感ももっと追求したかったです。ビルの窓や光にもこだわりたかったし、空や雲も余りにテキトウ過ぎました。

 私、WEAPOMは、以前からこのイラスト大会の終了とともにお絵かきのジャンルから身を引く心算でした。そして、今もその気持ちに変わりはありません。その代わりに、趣味の音楽を極めていきたいと思っています。
 ですから、なんとかこの大会に参加させてもらえて嬉しかったです。

 それでは。ヨッシーふぁんくらぶの皆さん、さようなら。ふぁんくらぶからは去っても一生ヨッシーを愛し続けますよ!」


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